2014/07/15
サッカーのワールドカップが幕を閉じました。延長の末、ドイツが優勝しました。それにしても、後半ロス・タイムや延長時間でのゴールが何と多いことでしょう。予選で日本チームが負けてしまったので、今ひとつ盛り上がりに欠けましたが、試合は非常に面白かったのではないかと思います。
素人の私が興味を持ったのは、試合内容や勝敗ではなく、後半ロス・タイムの、“時間差”でした。もちろん、精密な時計で計測しているので、違う筈はないのですが、観ている者(特にどちらかのチームを真剣に応援している者)にとって、勝っている時はロス・タイムがとてつもなく長く感じるし、負けている時はあっと言う間に感じるものです。不思議ですよね。
不思議と言えば、楽しい時間はすぐに過ぎていくし、苦しい時間はなかなか過ぎてくれません。日曜日に比べて、月曜日の何と長いことか。暑い中での朝礼の校長先生の挨拶や結婚式の来賓のスピーチが長いのには閉口しました。神社やお寺様でのお座りの時間が長いのにも参りました。
(私だけかもしれませんが)人間は勝手で実に我儘だと思います。楽しい事はずっと続いて欲しいし、苦しい事は早く終わって欲しい。時は正確に刻んでいる筈なのに、気分次第で長くも短くもなる。ということは、苦しい人生は長く感じて、楽しい人生は短く感じるのかな?“太く短く”生きた人は幸せで、“細く長く”生きた人は不幸せ?それはないですよね。
こんなことを考えていると夜も眠れなくなってしまうので、止めましょう。そうそう、眠れない時間は長いですよね。
どうか、皆様の楽しい時間が長―く続きますように!
死ぬまでは、何回でもやり直しができるのですから。