2016/08/19
お盆休みを利用して、伊勢神宮に行ってきました。新幹線で東京駅を経由して名古屋へ、さらに近鉄で終点の賢島駅に到着後は車でホテルへ。7時間くらいかかっての大移動でした。今年は、当地でサミットが開催されたこともあって、大変混雑していました。まずは、外宮から。毎日、朝・夕、神様にお食事をお供えしていて、戦争中も途切れたことがなかったとのこと。驚きました。次に、内宮へ。大きな鳥居をくぐり、橋を渡ると、聖域です。せっかくの機会なので、「お神楽」を奉納させていただきました。部屋(舞台)の荘厳な雰囲気と楽器の音色の美しさ、さらに巫女さん達の舞に心を奪われました。とてもいい体験をしました。江戸時代の人達が、一生に一度は“お伊勢参り”を目指したのもわかる気がしました。
それから、京都に移動して“五山送り火”を観るため、某ホテル屋上で1時間前から待機していましたが、生憎の大雨。台風の影響で、全身ずぶ濡れ状態でした。それでも、じっと我慢して、午後8時(点火時間)を迎えました。ところが見えるはずの「大」の字が見えません。随分粘ったのですが、雨に霞んで見えないことが判明し、諦めて部屋に戻りました。テレビ中継していましたが、肉眼では見えないようでした。9時近くなって、ふと部屋の窓を眺めたら、なんと「大」の字がしっかりと見えるではありませんか。感激しました。そして、感謝しました。
天候に恵まれず、移動の疲れも残りましたが、とてもいい体験をしました。
なぜ、ひとは、神に祈るのか?
理由なんかいらない。
祈りたいから祈るのです。