2016/09/20
日本中が熱狂したオリンピックやパラリンピックも終わり、秋の気配を感じる季節になりました。何となく寂しい気分になるものです。
本来の“祭り”とは、「感謝や祈り、慰霊のために神仏および祖先をまつる行為(儀式)」を意味するそうですが、難しい話は止めにしましょう。
“お祭り”とは、「みんなが集まって、ワイワイ楽しく過ごす」ということでどうでしょう?夏の東北三大祭り(たなばた・ねぶた・かんとう)や京都の祇園祭のような感じです。ところで、たった数日(1日のことも)の本番のために、なんで1年もかけて準備するのでしょうか?全然儲からず、怪我をするかもしれないのに。そして、その後の寂しさや虚しさを感じて嫌にならないのでしょうか?
不思議なことに、いつの時代にも、どこの国でも、“お祭り”がありますよね。オリンピックが開催されたブラジルにも、毎年死人が出るほどの大騒ぎをする「リオのカーニバル」があります。ヒトは“お祭り”が好きなのですね。そう言えば、ほとんどの国に「祝日」があります。何の日だったか忘れてしまっても、休日はありがたいものです。ただ、連休明けの仕事は憂鬱ですが・・・。
“お祭り”は、たまにあるからいいのですね。毎日“ご馳走”ばかり食べていたら、飽きてくるでしょう。昔の皇帝や貴族達は、何が楽しみだったのでしょう?感激するような出来事はあったのでしょうか?平民でよかったのかも。
「辛い事(辛い時期)」があるから「楽しい事(楽しい日)」がある。「平凡な日(日常の生活)」を送っているご褒美として、“お祭り”があるのかもしれませんね。
さあて、懲りずに次の“お祭り”を探すとしましょう!