2021/10/04
毎日、毎日、“頭にくる”ことって、ありますよね。
車の運転をしていて、狭い道路ですれ違う時に、譲らずに突っ込んでくる車。客に道を譲らないデパートの店員。駅で切符を買う時、やたらと時間がかかっている自分の前の客。敬語を使わず“ため口”で話してくる若者、・・・。
怒りの原因は、人それぞれ。いつも怒っている人もいれば、ニコニコ顔で怒ったことがないようにみえる人。いったい何が違うのでしょうか?そもそも、ひとはどうして怒るのでしょう?
「日本アンガーマネジメント協会」代表理事の安藤俊介氏によると、『「何々すべき」ということが裏切られたときに“怒りの火花”が散り、不安・辛い・苦しい・疲労・ストレスといったマイナス感情が根底にあると“怒りの炎”となって燃え盛る』のだそうです。
なるほど、誰もが「○○すべき」という基準(信念)を持っています。「約束の時刻の10分前には着くようにするべき」と思っている人は、相手の遅刻を許せず、怒りのスイッチが入る。たまたま体調が悪かったり、仕事でストレスがたまっていたりすると、一気に爆発してしまいます。
これを避けるには、怒りのきっかけとなる「〇〇すべき」を減らすこと。相手に求め過ぎないことですね。加えて、体調を整え、ストレスとうまく付き合い、マイナス感情を減らすこと。この二つが大切だそうです。
簡単なようで難しい。
私も、努力してみます。