2022/04/01
もっと素敵な洋服を着たい!
もっと豪華な宝石を身に付けたい!
もっと高級な車に乗りたい!
もっと大きな家に住みたい!
いつまでも若く、綺麗でいたい!・・・・
人間の欲はきりがないものです。
ここで大切なのが、「分をわきまえる」ことだと思います。
“分(ぶん)”とは、「その人の持っている身分や能力」という意味だそうです。“身の丈”や“身の程”と同じ意味で使われることが多いようです。
向上心を持つことは大切です。特に、若い人は、今以上の生活を求めて頑張るのは当然でしょう。すなわち、自身の“分”を向上させる(大きくする)ことができれば、それに合った豊かな生活ができるという訳です。
一方、“分”を向上させることができそうもない人、悲観することはありません。「分相応」に、「身の丈に合った」生活を送ればいいのです。他人からみれば恵まれているのに、「もっと、もっと」と、「身の程知らず」なものを求め続ければ、いつまでたっても満足は得られないでしょう。
「分相応に」、“ささやかな幸せ”を感じながら生きたいものです。