2022/08/01
『ファミリーヒストリー』というNHKのテレビ番組があります。有名人の家系を辿る内容です。ご両親の家系を3代前くらいまで遡って調べ、結果を紹介します。結構、ご本人も知らないことがあるようです。
私自身も、父方の男系は4代前くらいまで聞いたことがありますが、母方は2代前までしか知りません。知りたいと思ったこともなかったような気がします。
で、ふと思ったのは、「父と母が巡り合わなかったら、自分は生まれてこなかった」ということです。それは、父と母の両親(私の祖父母)にも云えることで、そのまま、10代(約三百年)、100代(約三千年)と遡っていっても、同じことが言えます。これって、“奇跡”ですよね。どこかで、途切れてしまっていたら、自分という人間は生まれてこなかったのですから。今の新型コロナ感染症よりもっと恐ろしい病気(ペスト、天然痘、結核、コレラ)や災害もあったことでしょう。それを“ご先祖様”が乗り越えて、次の世代へと命を繋いでくれたからこそ、私達の今がある訳です。私達は、選ばれた人間と云っていいのかもしれません。
今まで、命を繋いでくださった“ご先祖様”に感謝しつつ、自分がこの世に生まれた奇跡を噛みしめながら、今日一日を大切に過ごしたいと思います。