2022/11/01
人生はマラソンに例えられることがあります。
苦しい思いをしながら長い距離を走るマラソンが、人生と似ているからでしょう。
でも、違うところがあります。
マラソンはスタートしてから42.195キロを走りぬくとゴールに到達して終わりますが、人生のゴールは見えない(本人もわからない)という点です。
必ず「終わり(ゴール)」は来るのですが、いつ(どこ)なのか、わからないのです。
まだまだと思っていたら突然終わってしまう人(事故死や突然死など)もいるでしょうし、気がついたら100歳になっていたという人もいるでしょう。
ゴールがわからないので、ペース配分も難しいです。
全力で走りすぎて、途中で“ばてて”しまうかもしれません。
ゆっくり走っていたら突然ゴール見えて焦るともあるでしょう。
途中で、ゴールが動くことだってあるかもしれません。
本当にやっかいですね。
ゴールにたどり着いた時(終わりを迎えた時)、
余力を残して後悔している人:もっと頑張ればよかったですね。
やっとたどり着いた人:ペース配分を間違えましたね。
精一杯走りぬいて満足している人:幸せな人生でしたね。
生き急ぐことなく、死に急ぐことなく、人生を全うできたらいいですね。