ずっと前（私が子供の頃）、『青春とはなんだ』というテレビドラマがありました。夏木陽介主演の高校生ラグビー部物語です。

番組の冒頭、夏木陽介さんが、「青春とはなんだ」と叫び、主題歌を布施明さんが唄っていました。「勝って帰らにゃ男じゃない」という歌詞が耳に残っています。その後、私自身も青春期を迎えましたが、人生の意味も見いだせず、辛い時期を送っていて、青春を謳歌する余裕などありませんでした。

今回、たまたま、映画『お終活　再春！人生ラプソディ』を観る機会がありました。その時初めて、「再春」という言葉を知りました。たぶん、造語だと思いますが、いい言葉だと思います。

青春時代には戻れませんが、青春期にできなかった、あるいは、やり残したことを、もう一度やってみるのも楽しいと思います。

体力も記憶力も落ちているので、なかなか上達しないとは思いますが、お金のためでもなく、誰かと競う必要もなく、只々自分のやりたいことをする。なんと贅沢なことでしょうか？

今まで、仕事一筋、あるいは家族のお世話で、自分のやりたいことを犠牲にしてきた方、大勢おられることと思います。

体力・気力が少しでも残っているなら、何かやってみましょう。

「再春とはなにか？」探してみませんか？