2025/04/01
最近のテレビ番組を観ていると、若い芸能人の顔が同じに見えて、区別がつきません。
特に、グループ(何とか48や46など)となると、名前を覚える気にもなれません。そもそも、グループの名前が読めないこともあります。
当然、曲も、みんな同じに聞こえます。歌というより、リズムに合わせた“語り”のように聞こえ、内容が入ってきません。
おそらく、私が思春期だった頃に流行った「グループサウンズ」や「フォークソング」に対しても、当時の大人は同じように感じていたのでしょう。男でも髪を長くし、厚底の靴をはき、ベルボトムのズボンを引きずっていました。ザ・タイガース、スパイダース、テンプターズ、カーナビーツ、オックス・・・。拓郎も陽水も若かった。さだも、ちはるも、長髪だった。ジャニーズやフォーリーブスのメンバーの名前も全部言えた。
同じような疑問(悩み?)を持つ人は他にもいるらしく、NHKテレビ番組の「チコちゃん」でも取り上げられていました。その中で、柿木隆介先生がその理由を説明していて、「人種効果」が大きな役割を果たしているとのこと。これは、「自分と同じ人種の顔を、他の人種の顔よりも早く正確に認識できる」ということだそうです。確かに、西洋人やアフリカ系の人の顔は、同じように見えますよね。それと同じ理由で、自分が見慣れている同じ年齢層の人の顔は区別しやすく、ふだん接することが少ない若い人の顔は区別しにくくなる。音楽も同じかもしれません。私は、いまだに昭和の音楽を聴いているので、新しい楽曲の区別ができないのでしょう。
もう少し、若い人達に関心を持って、交流する機会を持たないといけませんね。
とりあえず、子供たちや孫たちから始めましょうか。