鼻から・口からの胃カメラ、大腸カメラ、エコー検査(腹部・頸部)などの多彩な検査が受けられます。新潟では珍しい形成外科もあります。新潟市・藤田内科消化器科医院 国道8号線「中善久交差点」近く

藤田内科

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院長コラム

人生の制限速度

2025/06/02

高速道路を利用して、長岡に行ってきました。

往きは、いつものようなスピードで運転。時速100キロから110キロで、前に遅い車がいれば追い越し車線で追い越し、また、左の車線に戻る。これって、結構疲れますよね。追い越し車線に変更する時、右後ろに車がいないか確認してから進路変更し、そのまま追い越し車線のまま走るか、左の車線にすぐに戻るかの判断をする。後ろから、すごいスピードの車が追ってくれば、すぐに左の車線に避けて道を譲る。この繰り返し。

20代、30代の頃は、殆ど右側の追い越し車線を走っていました(何キロで走っていたかは秘密です)。そうなると、速度取り締まり機や覆面パトカーにも気を配りながらの運転で、さらに神経を尖らせました。追い越し車線をゆっくり走っている車がいるとイラつきました。まあ、これが高じると“煽り運転”につながるのでしょうね。

で、ふと、思いつきました。帰りは、制限速度よりもゆっくり走ってみようと。左側車線のみを通行し、絶対に前の車を追い越さないと心に決めて運転しました。だいたい90キロくらいのスピードで、時には70キロ以下にもなりました。もちろん、右側の追い越し車線をどんどん車が追い越していきます。猛烈な勢いの大排気量の車もあれば、目いっぱい頑張っているような軽自動車もありました。いろんな車や、運転の仕方が見られて、楽しかったです。

私はというと、左側の車線をたっぷり車間距離をとって走っているので、余裕でした。右側追い越し車線の車は大変です。ものすごく近い距離で前の車を追い回していたり、ギリギリの距離で車線変更したり。あれでは、疲れるし、危険ですよね。

さて、人生はどうでしょう?

生き方に制限速度はありません。

でも、自身の排気量(体力・知力)や車体の耐用年数(年齢)を考えてみると、若い人達と同じスピードで走るのは無理があります。そもそも、高速道路を使うのはやめた方がいいのではないかと。バイパスも疲れますね。下道をゆっくり走ったほうが、安全だし、気楽です。

できれば、目的地も決めないで、到着時刻を気にすることもなく、のんびり走っていけたら!

 

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