2026/08/01
テレビCMの中での、矢沢永吉さんの言葉です。
矢沢さんと云えば、ロックバンド「キャロル」のヴォーカルで一世を風靡しました。リーゼントに革ジャン、かっこよかったですね。
まだ、私が10代の頃、テレビ番組の『リブ・ヤング!』や『ぎんざNOW!』に出演し、ライブ演奏していました。それまでのグループサウンズと異なり、ちょっと不良っぽくて、ギターのコード進行も斬新で、何より“永ちゃん”の歌声が素晴らしかった。
あれから50年以上経過し、“永ちゃん”も年をとって、深い皺が刻まれた。
ここで、もうひとつ思い浮かんだのが、鉛筆画で有名な木下晋さんの作品です。鉛筆だけで、人間の姿を描いています。若々しい綺麗な人ではなく、病を持った人々(パーキンソン病を患っている自身の妻やハンセン病の患者さん)、そして“ごぜ”の小林ハルさん。老いた肉体、皺だらけの手、病に侵された皮膚などが、白黒だけで描かれています。なんとしても生きようとする凄まじい執念を感じました。「生き物」の原点を思い知らされました。
人間、簡単には死なない、簡単には死ねない。
もう一度、“永ちゃん”の言葉、
「ここからが本番だ。生きて、生きて、生きてやる!」





