2026/09/01
私が患者さんに「どうしましたか?」と尋ねると、「具合が悪い」との返事。「どういうふうに具合が悪いのですか?」と訊くと、「どう云ったらいいかわからないけど、とにかく難儀」と。
痛みとか辛さを他人に伝えるのは、難しいですね。
たとえば、『最高に痛い時を「10」、全然痛くない時を「0」として、今の痛みはどれくらいですか』と訊かれたら、あなたはどう答えますか?そもそも、最高の痛みがどれくらいかは人によって違いますよね。女性の場合は、お産の時が「10」という人がいます。胆石発作や尿路結石の時の痛みを「10」という人もいるでしょう。
質問を変えて、「死ぬほど痛いですか?」と訊かれた場合は?
そもそも死んだことがないから、それがどれ程の痛みか想像できない人も多いでしょう?
そこで参考になるのが、その人の話し方・顔色・呼吸です。さらに、脈拍や血圧を測定し、痛い部位を触らせてもらうと、どのくらいの痛みか(辛さか)を想像することができます。
味や匂いもそうですね。よく、ワインのソムリエさんが、「どこどこの土の力強さに、○○の花の香りも加わって」などと表現されますが、素人は土を舐めたことなどないし、知らない花の香りを云われてもピンとこない。
つくづく、自分の想いを言葉で伝えるのは、本当に難しいものだと感じています。
どうしましょうか?
いい方法があります。
『目は口程に物を言う』です!
はてさて、これで通じますかねえ?





