鼻から・口からの胃カメラ、大腸カメラ、エコー検査(腹部・頸部)などの多彩な検査が受けられます。新潟では珍しい形成外科もあります。新潟市・藤田内科消化器科医院 国道8号線「中善久交差点」近く

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院長コラム

毒親

2019/04/22

4月18日(木)放送のNHK「クローズアップ現代」で、「毒親」が取り上げられていました。初めて聞いた言葉でした。

1989年、イギリスのスーザン・フォワードという人が作った言葉(toxic parents)の日本語訳だそうです。子供に悪影響を及ぼす親、子供が厄介と感じるような親を指すとのこと。

ゲストの東ちづるさんが自身と母親の辛い経験を話していました。何度も母親から逃れようとしましたがかなわず、苦しんだ挙句に、親子でカウンセリングを受けて、やっと解放されたそうです。まさに「逃げたい娘、諦めない母親」です。

自分(子供として)と親の関係はどうだったか?自分(親として)と子供の関係はどうだったか?少なくとも、自分自身は「毒親」にならないようにしたつもりですが、子供にとっては「毒親」だったのかもしれません。

子供はかわいいので、失敗はして欲しくないと思います。自分よりりっぱに育って欲しいと願います。子供の性格や能力を十分に理解しないで、「〇〇しなさい」と強制したり、「いうこと聞かないなら勝手にしなさい」とか、「誰のお陰で大きくなったと思っているの」と脅したりしてしまいます。子供は頑張っているのに、「もっと、もっと」と、上を目指させます。暴力や無視は論外ですが、子供の幸せを願うあまり、過度な期待をかけ、時には自分ができなかった夢を託してしまったりしていないでしょうか?

精神科医の岡田先生が、「薬も過ぎれば毒になる。ちょうどよいバランスが大切」と解説していました。

司会の武田真一アナウンサーが自身の親子関係を思い、涙していました。

つくづく、親子というのは難しいものです。

 

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