最新の内視鏡システムを導入しました。
今までの機種よりも、モニター画像が鮮明になり、小さな病変を発見しやすくなります。
また、新しく入った経鼻内視鏡は、ファイバーの先端がより軟らかくなりましたので、鼻への負担の軽減が期待できます。
胃内視鏡検査の所要時間について
| 口 | 鼻 |
前処置 | 約15分 | 約25分 |
検査 |
・体の中にカメラが
入っている時間
約5分約7分
・生検をした場合、
プラス1~2分
|
★ カメラが実際に体の中に入っているのは
約5~7分です。
・思ったよりも短いと思いませんか?
その5~7分間をより楽に、また安全で確実な
検査をするため、前処置にしっかり時間を
かけています。
・胃カメラの検査のみを行った場合、
受付から会計までおおよそ1時間は必要です。
検査結果の説明をし、他の検査が必要になった場合は多少長くなりますのでご了承ください。ご予約のお電話お待ちしています。
より鮮明な画像の『経口』内視鏡検査と、細径のカメラで鼻孔を通す苦痛の少ない『経鼻』内視鏡検査の二種類があり、どちらかを選択していただきます。
共通する機能
- 検査時の組織採取(生検)が可能です。
- NBI(狭帯域光観察)を装備しています。
NBIにより組織の血管の走行状態を確認することが可能となり、
胃・食道・喉頭がんなどの早期がんの発見が向上しています。
NBIの食道画像:
経口カメラ

食道がん
通常の食道画像:
経口カメラ

食道がん
経口カメラの特徴
正常の食道:
経口カメラ

粘膜下の血管が
非常に鮮明に見えます。
得意です
- 高解像度カメラを使用しています。
- ハイビジョン解像度機能で、早期がんの発見に抜群の力を発揮します。
- 解像度が高いため、胃の粘膜の詳細観察から胃のピロリ菌感染の有無を推定できます。
一方で…
- 約1cmの太さがあり、舌根部を通っていくので咽頭反射(オエーッという感じ)が強くなります。
- 検査後は、麻酔のために最低1時間は飲食をしないでいただきます。
経鼻カメラの特徴
正常の食道:経鼻カメラ

以前のモニター画像

新しいモニター画像
より鮮明になりました!
得意です
- 咽頭反射がほとんどないので、経口カメラにつきものの吐き気で辛い思いをされた方にとっては、かなり楽に感じられます。
- 麻酔による飲食の制限はありません。
- 検査中も会話ができます。
一方で…
- 鼻への薬液スプレーによって喉に違和感を感じることがあります。
- 鼻孔が狭くて経鼻カメラが入らない場合は、その場で経口カメラに変更させていただきます。
- 特定の抗凝固剤(血液をサラサラにする薬)を服用されている方は、鼻出血をした場合止まりにくいため、経口カメラで検査させていただきます。