2019/05/10
“最初で最後”のゴールデンウィーク9連休を利用して、スペインに行ってきました。前回は8月だったので40度を超える暑さで疲れましたが、今回は快適でした。マドリード市内の新緑がとてもきれいでした。
一番すごいと思ったのは、セゴビアに残る、ローマ時代の「水道橋」でした。京都にも琵琶湖疏水の水道橋が残っていますが、大きさ(高さ28m・長さ728m)が違います。1個の石(花崗岩)もすごく大きいのです。紀元前(2千年以上前)に、どうやって積み上げたのか、不思議でなりません。最近まで使っていたということに、2度驚きました。
もうひとつが、アビラの城壁です。11世紀に、キリスト教徒がイスラム教徒の反撃に備えて築いたもので、高さ:12m、厚さ:平均3m、全長2,526mという、とてつもなく大きい壁が、そのまま残っていました。どれだけ多くの人(奴隷)の汗と血が流れたのでしょうか?
ヨーロッパ観光のほとんどは、大聖堂(教会)、お城、宮殿です。日本も、お城、神社、お寺と、同じようなものですね。
結局は、「宗教」と「戦い」が大事だったということでしょう。今も、変わっていない気がします。
古代ローマ、中世の人達は、どんなことを考えながら生きていたのでしょうか?
みんなが幸せだったら、戦いもなく、宗教も必要なくなるのでしょうか?