2021/01/05
今年は雪で始まりました。これで、“コロナ”も消えてくれればいいのですが、そうもいかないようです。
東京は、1日の感染者数が千人を超えてしまいました。まさに、医療機関の破綻寸前です。それでも、一般市民の危機意識は低いようで、大勢の人たちが街に繰り出しています。困ったものです。
そのような厳しい状況下でも、「箱根駅伝」は予定通りに開催されました。往路での青山学院大学(前年優勝校)の失速にも驚きましたが、復路での駒澤大学の大逆転劇は、映画のシーンを見ているようでした。9区の鶴見中継所を3分19秒の大差をつけて創価大学が1位で通過した時、優勝は決まったと思いました。ところが、駒澤大学のアンカーが猛烈な追い上げをみせて、1位でゴールしました。ヒーローを待ち受け、沸き立つ駒澤大学関係者。それとは対照的に、ゴールと同時に倒れこみ、担架で運ばれる創価大学のアンカー。彼の心情たるや、いかがなものであったでしょうか?監督やチームメートは何と声をかけたのでしょうか?
4度目の駅伝出場で2位は立派です。どうか、自分を責めないで、これからしっかりと生きていって欲しいと願います。
本当に、何が起きるかわからない時代です。“絶対”なんてものはないような気がします。
特別に「いい年」でなくてもいいから、「ふつうの年」になって欲しいものですね。
今年もよろしくお願いいたします。