2023/10/03
私は、物心ついた時から、人目を気にしていたように思います。
親に怒られないように、幼稚園の先生に怒られないように、お友達からよく思われるように、・・・。
誰よりも上手に、誰よりも早く、誰よりも格好よく、・・・。
実力以上に見せたいと。
いわゆる“ええかっこしい”です。
そのために、努力もしました。ちょっと上手いくらいでは満足せず、もっと、もっと、上を目指しました。うまくいかないと、落ち込みました。失敗すると、「本当はもっと上手いのに、たまたま失敗してしまった」と言い訳もしました。
『三つ子の魂百まで』といいますが、年をとっても変わらないものですね。今でも、人から良く思われたいという意識が働いているようです。
お釈迦様のように、生まれてすぐに、「天上天下唯我独尊」と思えればいいのですが、凡人の私は、なかなかそう思うことができません。自信もないし、それほど努力もしてこなかったし。
そろそろ、ありのままの自分をさらけ出してもいいのではないかとも思うのです。そうすれば、楽に生きられるのではないかと。
病気もそうですよね。自分を責めなくていいと思います。病気になったのは、自分の行い(食生活・運動など)が悪かったからだ、と自分を責めなくてもいいのではないかと。
善いも悪いも、すべて受け入れて、それが自分なんだ、と。
自身を愛おしむ気持ちをもって、ゆるやかに生きられたら、どんなに幸せでしょう!
また、“ええかっこしい”の言葉を並べてしまいました。