2024/02/02
元旦の地震被害、ひどいです!
当院も、建物は大丈夫でしたが、第2駐車場は、ひび割れ・陥没し、土留めが傾いて、境界線も移動してしまいました。消雪パイプも全損です。専門家(業者)に相談しましたが、難しい工事になりそうで、元通りにするには、しばらく時がかかりそうです。
当院の患者さんのお宅も、惨憺たる結果でした。善久・鳥原・山田の多くの家が傾き、液状化で泥水が湧き出し、道路はひび割れ、電柱が傾いています。下水道が破損してトイレを使えない家もあります。どうやって元通りにするか、傾いたお家で途方に暮れている人も多いと思います。
若い人はやり直す時間がありますが、高齢者はそうもいきません。「なんでこんな目に」と思うのは当然です。残された時間、何事もなく平穏に暮らし、静かに最期を迎えたいと願っていたはずなのに。初詣で、家内安全を祈願したのに、なんで!
自然現象なので、誰のせいにもできません。
こんな時は、「もっと不幸な人達(能登半島)を想い、それよりはマシと考えて、奮い立たせる」か、
「なんでもいいから楽しいことを考えたりやってみて、気分を紛らわす」か、ですね。どちらでもいいと思います。
私は、悲しい曲を聴きながら、もっと不幸な人達に思いを馳せるのが好き(得意)です。これ以上ないくらいに落ち込むと、あとは登る(上がっていく)しかないので。
何も悪いことはしていないのに不幸な目にあっている皆さん、
必ず「底」があります。「底」に足が着いたら、蹴ってみましょう。少しずつでいいので、這い上がりましょう。年なんて関係ない。80歳でも90歳でも、這い上がって、少しでもいい最期を迎えましょう。
こんなままで終わってたまるか!