鼻から・口からの胃カメラ、大腸カメラ、エコー検査(腹部・頸部)などの多彩な検査が受けられます。新潟では珍しい形成外科もあります。新潟市・藤田内科消化器科医院 国道8号線「中善久交差点」近く

藤田内科

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院長コラム

視れども見えず

2024/05/01

何回も目にしていたはずなのに、覚えていない。あるいは、見つからなかった探し物が後から出てきたーそれも、何度も探した場所から・・・。なんていう経験はありませんか?

そもそも、「絶対にある」とわかっていて探すのと、「あるかもしれないし、ないかもしれない」、あるいは、「多分ないだろう」というのでは、探す気構えが違いますよね。

「ある」と思えば本気で探すでしょうが、「ない」と思えば、いい加減になってしまいます。

ましてや、最初に、探し物が何であるかがわかっていなければ、ぼんやりと見るだけで終わってしまうでしょう。

仕事のミスを少なくするために、二人の目で確認する(ダブルクリック)方法があります。ひとりが間違えたり、見落としていても、もうひとりが訂正できるという仕組みです。ここでは、二人目の役割が大切です。「先に○○さんが見ているから、間違えるはずはない」と思ってチェックするのと、「○○さんのことだから、きっと間違えているに違いない」と疑ってチェックするのでは、見る目の厳しさが違ってくると思います。

二人目の役割は、“人が悪い”方が向いていますね。いわゆる“あら捜し”が好きな人です。

冗談はさておき、

『心焉に在らざれば視れども見えず(礼記―大学)』が原典で、

物事を、真剣に、平等な気持ちで見る、とうことは、とても大事だと思います。

このことを肝に銘じて、患者さんを「診て」ゆきたいと思います。

 

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